今日も当サイトにおこしくださいまして、ありがとうございます。ベジブタです。
気候変動などの影響でホッキョクグマの食べものが減っているそうです。
今回は、そんな内容の海外ニュースを読んでの感想です。
今回読んだ記事
ホッキョクグマどうしのカニバリズム
「カニバリズム」
怖いことばです。
共食いのことをいいます。
いま、ホッキョクグマの食べものがとても不足しているようです。
ホッキョクグマの主食はアザラシですが、海氷が減ったせいで狩りがしずらくなっているとありました。
海氷を調べてみると、「海水が凍結したもの」とあります。
ということはつまり、海氷が溶けて海水にもどったことで、ホッキョクグマの活動範囲がせまくなったというわけでしょうね。
海岸沿いからアザラシを狙うしかありません。
温暖化は本当に深刻ですね。
過去20年で、北極の氷のは約40%なくなったそうです。
とんでもないレベルです。
それで狩りができなくなったホッキョクグマのオスが、メスや子どもを襲うそうです。
むごい話です。
ホッキョクグマの共食いは以前から報告されているようですが、それは食べものが不足する季節に発生する、ある意味しかたのないこと。
しかし近年、その数がかなり増えてきているということです。
これは季節のせいではありません。
氷が溶けたこと以外の原因もある
海氷が溶けたこと以外に、北極で働くひとが増えたことも原因だ、とありました。
この点、少し調べてみました。
北極には未発見の石油が世界全体の16%あるなど、資源が豊富な場所だそうで、それを各国がねらうかたちになっているようです。
ロシアは北極の軍事基地を強化していますし、グリーンランドには米軍基地があります。
中国もこの資源を狙っています。
資源はいつも争いもとになりますね。
つまり、北極に増えた人間は軍人や国防関係だということになります。
彼らがホッキョクグマの生息場所にどんどん入っていっているわけですね。
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われわれは、かつてあった自然のバランスをかなり大きく壊してしまったようです。
今後、世界はどうなっていくんだろう。

今日も英単語の下に「おまけ」あるよ!
記事に出てくる英単語や熟語
ついでに英語も勉強しちゃいましょう。
読みが難しい単語だけ発音記号を載せています。
ぜひ下の単語一覧を見ながら、上にあげた元の記事も読んでみてくださいね。
- polar bear : ホッキョクグマ
- cannibalism【 kǽnibəlìzəm 】: 共食い
- state : 述べる
- reportedly : 報道(伝えられるところ)によると
- cub : (クマ・ライオン・キツネなど肉食動物の)子
- due to : ~が原因で
- habitat【 hǽbitæ̀t 】: 生息環境、生息地
- erode【 iróud 】: 浸食する
- increasingly : ますます、いよいよ
- shore : 岸、海岸
- decade : 10年間
- arctic【 ɑ́ːrktik 】: 北極の
- dwindle【 dwíndl 】: 縮小する、減少する
- quote : 引用する
- Interfax : モスクワに拠点を置くロシアの非政府系通信社
- establish : 設立する、制定する、確立する
- lack : 不足、欠乏
- encroach : 侵入する
- defense ministry : 国防省
おまけ – Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)
今回のおまけは、ビリー・アイリッシュさんにしてみました。
もちろん彼女もヴィーガン。
先日のアカデミー賞のときには、気候問題を訴える彼女の映像がたくさん拡散されていました。
ベジブタも微力ながら応援させていただきます。

それではまた次回のブログで。