エレキベースのオクターブチューニングが合わないのが気になって、みてもらいに名古屋大須の「Gracias」にいってきた。
Graciasのブンテイさんにはもう20年ほどお世話になっている。そんなはなしをしたら、「店を始めてすぐの頃にきてもらってたもんね」ってブンテイさん。そうだったんだ。なんだかお店と一緒に成長したかと思うと、ちょっとうれしい。
オクターブチューニングが合わない原因

オクターブチューニングが合わない主な原因として、ブリッジの弦が乗る部分で、弦がきちんと曲がっていないことがあるらしい。なので太い弦ほどその現象がおこりやすいそうだ。ぼくの楽器も合わなかったのは5弦。そう、ぼくは5弦ベースをつかっている。
結局、調整箇所は他の部分にもおよび、
- 「この弦高の高さはメリットがない」とのことで弦高を少しだけ下げてもらい
- ピックアップも少し下げたそう
- 中の電池の部分の、配線の交換
こんなにやってもらった。
お店でさっそく弾いてみると「おおっ」となった。「2弦開放のD」と「5弦15フレットのD」がきちんと合う。作業時間わずか15分ほどでこのクオリティ。さすがブンテイさん。
作業中は質問攻め

作業中は、ぼくの質問攻めにあってるのにもかかわらず、なのにだ。
「ブンテイさんはどこの楽器つかってるんですか? ベビーベースばかりなんですね」
「ラテンのベーシスト、みんなうまいですよね。カチャイート・ロペス、もう亡くなったんでしたっけ?」
「え、その楽器アクティブとパッシブの切り替えスイッチあるんですか? それちょっと詳しくおしえてください」
「カスタム・オーディオ・ジャパンのケーブル、ベース用のありますよね? え、区別ないのもあるんですか?」
ちなみにブンテイさんは名古屋では知らないひとはいないラテンベーシスト。ベーシストにベースのことを相談できるから、ものすごい安心感なんだ。
ベースでコード弾き

そもそもオクターブチューニングをちゃんとしたくなった理由があって、コードワークがしたくなったのだ。コードが弾きたい。やってみたところハイフレットで、ぜんぜんハーモニーが合わないのに気づいた。
もともとぼくはギターから音楽にはいっているので、コードを弾くことは自分にあっている気がする。
和音を弾くことはウッドベースにおいても、とても練習になる。クラシックでは和音を弾くことを「重音」といったりするが、ぼくのクラシックの先生はシマンドル2巻の重音の練習曲を「神練」と呼んでいた。ちょっとオチャメな先生なんだ。
なんで急にコードを弾きたくなったのかも理由がある。またそのうちここにでも書こうかな。
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