今日もブログを見に来てくださってありがとうございます。ベジブタです。
今回は、自動車のメーカーのボルボのブランド、ポールスターが、”ヴィーガン素材” だけで造られるようになる、という記事があったので読んでみました。
今回読んだ記事
ポールスターは持続可能な車となる
自動車メーカーのボルボが、次世代の Polestar(ポールスター、ボルボのハイパフォーマンスブランド)を、サステイナブルな素材のみで製造するそうです。
サステイナブルとは “持続可能” という意味で、例えばものづくりにおいて、製品を使い終わったのち、回収して、またその製品、または別の製品などの材料として使い、何度も循環できるように製品をデザインすることを言います。
ボルボは、これまでの素材から、亜麻やコルク、廃棄された漁業用の網、リサイクルされたペットボトルなどに、素材を替えて製造し、サステイナブルな素材のみでポールスターを製造するそうです。
これにより、かなりの軽量化も実現するそうで、軽量化は使用燃料の削減につながり、温暖化対策にもなりますね。
そして、それらサステイナブルな素材を使うのは、エンジンなど駆動装置だけでなく、例えばインテリアパネルはバイオ素材、カーシート表面は先のペットボトル、フロアマットはこれも先の廃棄漁業網で造るそうです。
開発チームや技術チームが試行錯誤して造っているのが想像できますね。きっととても楽しいだろうなあ。
またボルボはこの取り組みにおいて、デザインや豪華さを犠牲にするつもりは無いそうです。
新しいインテリアデザインへのチャレンジと捉えていて、社会を進歩せしめる、新しい美学をそこに見つけ出すと言っています。
さすが北欧スウェーデンのモノ作り、といった印象ですね。
きちんと未来を見ている感じがします。素敵なメーカーだなあ。
シートは革を使っていないわけで、確かにヴィーガンなのですが、今回の話はヴィーガンの意味をもう少し広げて、人や環境に優しい、持続可能な世の中の作る考え方、といった言葉に捉え直したのでしょうね。
ヴィーガンはきっと地球を救うことでしょう。
最後に、昔読んで感動した本を紹介します。今回の話を読んで思い出しました。
環境のことをこんなに真剣に考えているなんて、なんて清潔な人なんだろうと、気持ちよく読み終えた本です。
>> 「サステイナブルなものづくり」ウィリアム・マクダナー著
記事に出てくる英単語や熟語
- Polestar : ボルボのブランド
- material : 原料、素材
- utilize : 利用する、活用する
- jointly : 共同で
- Geely : ジーリー、中国の自動車メーカー、ボルボの親会社
- fulfill : 果たす
- full-circle : 一周すること
- content : 内容物
- lessen【 lésn 】: 減らす
- waste : 無駄にする
- flax : 亜麻
- cork : コルク
- discard : 捨てる
- polyethylene【 pɑ̀liéθəlìːn 】: ポリエチレン
- terephthalate : テレフタラート
- evaluate【 ivǽljuèit 】: (品質などを)評価する
- power train : 駆動装置
- introduce : 組み入れる
- make a strong statement : 強い調子で述べる
- intention : 意図、意思
- interfere【 ìntərfíər 】: 干渉する
- crop : 収穫
- construction : 構造
- woven : weave(織る、編む)の過去分詞
- sacrifice : 犠牲にする
- luxury : 豪華な、贅沢な
- enable : 可能にする
- execution : 実行、実施
- elevate : 高める
- design-led : デザイン主導
- derive : 引き出す
- aesthetic【 esθétik 】: 美学
- context : 文脈、背景
- move on : どんどん進む、進歩
- commitment : 公約
- come after : ~の後に来る